★Vol.587.注目!真実の歴史!上杉家にかけられた呪い!

これは諏訪湖には一つの神にまつわる伝説がある。他にも様々な伝説があるが、これが真実の伝説であると思われる。残された他の伝説は、これが本当の伝説に繋がる道標として存在し、それに辿り着いて、その先を見た者は真実を知る事が出来る。ここで述べられているそれぞれの場所には、実際に神社や仏像があり、真実を裏付ける証拠が存在している。松原諏訪神社には弁財天神社があるが、昔、その神社の前で二人の若者、つまり姫と侍が出会い恋に落ちた。当時は神仏に寄り添った時代で、悪しき力の影響を受けていた藤原氏は桓武天皇の妹である姫をそそのかし、その姫は禁断の果実を囓ってしまった。その罪として、神仏は、藤原家の十一代後の子孫に神の罰を下す事を決めたのである。その世代の藤原家は、上杉家という名前に変わっていた。つまり、禁断の果実を齧った頃は藤原であったが、十一代後の子孫の名前は上杉であった。その上杉にまつわる十一代目の神の裁きは次の様であった。その時代は侍の時代であったから、女性が男性の上に立つ事は出来なかった。そこで、その当時の人達は女性に男装させて当主とした。それが謙信の正体である。この事は生涯通して他の人には知られてはならなかった。それが世に知れた場合は世に災いが及ぶため、もしこの事が知られてしまった場合は、諏訪湖に住む八岐大蛇を退治しなければならなかった。退治をしなければ龍道が塞がり、富士山が噴火して周辺にいる全ての民に被害が及び、大多数の人命を犠牲にする事になると言うものであった。

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