千葉の人達は勇気を振り絞って、人々の為に命をかけて戦った人の話を龍の伝説として残した。3つに別れた龍の身体は、三種の神器を預かっている呪いの三恐と言われている菅原道真公、平将門公、崇徳天皇であり、それぞれ天神様の力、神田明神様の力、金比羅稲荷大明神様の力を現している。印旛沼の龍伝説は、苦しんでいる農民の為に命をかけて立ち上がった平将門公を語った伝説であり、竜ヶ崎公園の龍伝説は、苦しむ農民の為に命をかけて戦った皐姫の事を語っている。呪いの三恐の3名の人達は、自らが呪いの話しを作ることで、北斗七星の結界に暗号を隠し、やがて未来の資格者がその暗号を解く時まで、人々を遠ざけ邪の魂で穢れないようにした。平将門公は、龍の頭が納められている龍角寺に拠点を置いていた。しかし、龍角寺はいつしか燃やされて歴史の闇に葬られた。それは、朝廷側が反逆した平将門公をヒーローとはせず、彼が民衆を助けた事実を明らかにしようとしなかったからである。