千手観音、阿修羅王、沙羯羅龍王の千手だからその内容がその千手大社の中に含まれている。一番上は光の民の鏡がある。下の段から順番に上に上がっていくと、それは次元上昇の経路を意味している。1段目の右が弘法大師様、左が布袋様、2段目が虚空像菩薩様。3段目の右に薬師如来様、左に阿弥陀如来様。3段目に鳥居が門のように立ち、その鳥居には門番として鍾馗様と夜叉様がいる。4段目の右は愛染明王様、左は不動明王様。5段目の右は弥勒如来様、左は大日如来様。6段目の裏を返すと蔵王権現様がいる。これは未来には、このような階段を昇って行って未来の門をくぐるという意味がある。一番上は光の民の鏡がある。上に行けば行くほど仏様の数が減って行く、それが「ここはどこの細道じゃ。天神様の細道じゃ」の歌い文句にもある様に、ふるいが厳しくなる。3段目に鳥居、これは門なので、門番として鍾馗様と夜叉様がいて、まずこの門の中に入れるか否かのふるいが行われる。次元上昇の順番を書いて最後に誰が待っているかを示す。そういう様な事を、1つ1つ経を唱え踊りながら仏様が入っているドアを1つ1つ開けてお参りする。これはお詣りが出来ない人達の為に、大師様はこの画期的システムを最初に考えたのである。