★Vol.562.真実の歴史!上杉謙信と武田信玄の出会い!

上杉謙信と武田信玄の武勇伝はよく語られているが、今回の物語はその真実を語ったものである。信玄の顔は亡くなる時、人形の様な顔に変わっていた。信玄の顔があの様に変形したのには複雑な事情があった。武田信玄と上杉謙信の二人が若い頃に、山奥で修業している時にばったり会い剣をまみえた事にあった。その時はお互い勝負がつかず、強い二人はすぐに打ち解けて、無二の親友となり少年時代から青年時代を共に過ごした。しかし彼らには、それぞれに秘密があった。ある時、彼らはお互いの秘密を打ち明け合った。玄は、「実は、僕は武田信玄を名乗っている。とある殿の後を継がなければならないが、それを見送っている」と打ち明けた。一方、謙信も、「実は僕も自分が守っている国の上杉謙信である」と打ち明けた。彼らは話し合い、これからはお互いに自分の国を守ることになり、国同士が戦いや争いになる事もあるだろう。その時には互いによく考えて、勝負はしても傷つかない様な方法でやることになった。武器は持つが被害が及ぼさない木刀や竹の様なもので、勝負を決めることにする。沢山の勝負が行われた中で、勝負がつかなかったと言われているのは、真剣を使わなかったからである。しかも、勝負は信玄と謙信の一騎打ちの形で行った。その時、あくまで二人は敵対している様に見せつつ、お互いの国に被害が及ばない様にうまくやりながら、周りの国と戦っている事にしようと二人で決めていた。

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