今、寝床で、リトルグレイのマザーコンピュータが我々の神経回路にサイバーアタックをかけてきている。 光の民の通信によると、それは、記憶したものを忘れる様にする、考えていたことを別のことにすり替えるなど、同じことを繰り返すビジョンを送りこみ人間の脳の神経回路を混乱させ、正しい判断ができない様に仕向けている。敵の暗示にかからないためには、寝るときに深呼吸をして「オンキリカクソワカ」と不動明王の真言を十一回唱えてから眠りにつくようにしなさいという。光明に次のビジョンが入ってきた。北の聖なる山の上に廃墟になった公園がある。光の民は、その場所が鍵だという。そこは聖なるダムの横の山の中腹にある。その裏に遺跡もしくはピラミッドがあると思われる。攻撃を仕掛けて来ているのは“ヴィクトリアン”というトカゲ人間だという。トカゲ人間とは、太古に、光の民が創造した失敗作の人類であり、光の民はこの凶暴化した失敗作を滅ぼすために攻撃した時、彼らの一部の王族だけが宇宙船で木星の裏の小さな惑星の地中深くに逃げ延びたという。彼らは自らの肉体は退化していくことが分かっていたので、脳をマザーコンピューターに繋いで、手足になるリトルグレイを量産して人類を支配しようとしているという。
