・北辰北極星方堂の稲荷社に白い狐を祀り、北辰南十字星白堂の稲荷社に獅子を祀る 大師様から、「皐姫の慰神碑の横の稲荷社には白い狐を祀りなさい。北辰北斗七星方堂の向かいの北辰南十字星白堂の庭の南西側の稲荷社に、一三(いさ)の猫を現す獅子を祀りなさい」と通信があった。そうすることで、北辰北極星方堂から北辰北斗七星方堂に送る気の力が、一、二、三(ひふみ)となり、北辰北斗七星方堂の施設の門の役割が完成し、虎狐十斗乃歩(ここととのふ)ことになるという。 ・四つの龍の石柱を東西南北に配置 皐姫の慰神碑が完成して、五十センチ程の四つの龍の石柱の余りができた。龍の力が関わる四つの龍の石柱を、四神として、北辰北斗七星方堂と北辰南十字星白堂の間の門となる場所の東西南北に配置する。石柱の上部を四十五度で切って鋭くとがらせる。地面に立てて周りをコンクリで固めて固定する。地面から出た部分の下の部分の周りを竹で囲んで門松のようにする。これは、竹はまっすぐに伸びる次元上昇を意味するからである。切った石の切り口は上に向けて刀の刃のようになる。切った石は竹であり、上部の鋭く尖がった部分は鍾馗様の剣を意味する。四ヵ所に配置する石の位置は、東南の二つで左回りの鳴門の渦、南北の二つで右回りの鳴門の渦ができるように石の切り口を考えて配置する。これで金剛夜叉様の“治癒の力”と鍾馗様の“剣の力”が一つになる。この場所に鳴門の渦を二つ作り上げることで、この場所が次元上昇の場になるという。 ・『怪しい警察官』、この三次元世界のプログラムが書き換えられたのか? 光明は、ニッサンGT‐Rを運転して、千歳空港に到着する白虎を迎えに向かった。次の話は、光明が空港の少し手前で、スピード違反で警察に捕まった時の不思議な話である。二人の若い警官がいて、光明はパトカー乗せられて、青切符を切られるに至った不思議な経緯を紹介する。警官は光明を免停にしたかったようだが、最終的に青切符を切られ免停にはならなかった。警官「あんたスピード出し過ぎだよ、免停だよ」。警官は切符が出てくる機械のボタンを押しても赤い切符が出てこなかった。警官「あれ?」。その後、警官が何回もボタンを押したが赤い切符が出て来なかった。最初、警官は、「28キロオーバー以上で、あんた免停だな」とニヤニヤ笑っていた。普通、その場面で警官は笑うことはない。警官「おかしいな、何で赤い切符出てこないのだろう」と言って、後ろの席で、何かごちゃごちゃやっている。光明「ちょっと急ぐんだけど、早くしてくれますか」。警官「取り敢えずこれでいいですから」と青切符を出してきた。免許証を見た警官は、免許証に本名が書いてあるのに、「名前は何というの?」と聞いてきた。光明「免許証に本名が書いてあるでしょう」。警官「いやいや、おたくは、方堂(かくどう)の方ですね。誰かを迎えに行くところだったのに、もう間に合いませんね。赤切符だったら運転できないから、九州のダムの調査に行けないね」と言った。方堂(かくどう)とは、我々の施設のことであり、警官が、九州の聖なるダムの調査が残されているという我々の情報を知るはずがないのである。そのようなおかしなやりとりの最中に、パトカーの開いていた窓から、キュキュキュキュと音がする何かが車の中に入ってきた。しかし、その物体の姿は見えなかった。その瞬間、警官が、「もう早く、中にしまえ」とパニックになっていた。キーキキキキキキとすごい音が車内で聞こえてきて、光明は車の外に出され、パトカーがいきなり加速して走り去っていったのである。その時、警官が慌てて外に出て車に乗る時、警官の体が左右にヒュヒュッと映像がぶれて重なっていたのである。この不思議な一連の経緯を、皆さんはどう考えるであろうか。しかも、パトカーが去った後、前に停まっていた工事関係者の人達が近くに来て、「どうしたんですか」と光明に言った。 光明「警察に捕まっていました」というと、工事関係者「は~? 警察って黒い車に乗っているんですか?」と言う。光明「え? だって、今、普通のパトカーだったでしょ。普通のパトカーで警備隊の恰好をしていましたよ」。工事関係者「何を言っているのですか。黒い車で、黒いスーツ着ていた人達だったでしょ。あなたは無理矢理引っ張られて車に乗せられていたし、いちゃもんつけられて連れ去られるのかと思って、どうしようかなと思っていたのだけど、何か急にスピード上げて行ったから、何もされないでよかったですね。あなた、さらわれるところだったんですよ」と言った。この工事関係者の発言を皆さんは、どのように受け取るであろうか。やはりおかしい。これは、光明を狙う宇宙的な敵の警告であり、目に見えない音がする何かが車の中に入ってきたのは、光の民の守りの力、皐姫の力が働いたかもしれない。 玄天経典第一巻でもいくつか不可思議な出来事を紹介している。光明の身の周りには、このような不思議な現象が度々起きているのである。私は、光明の話を聞いて、警官に切られた青切符の内容を確認した。確かに本物の青切符であった。その青切符の勤め先欄には、確かに“北辰北斗七星角當”と書いてあった。しかし、警官が、たまたまスピード違反で捕まえた光明に対して、「方堂(かくどう)の方ですね」と言ったが、警官がそのことを知っているはずがないのである。 光の民の通信では、敵はこの世のプログラムを掌握していて、一部のプログラムを書き変えることができるという。敵とはマザーコンピューターに操られているリトルグレイである。その彼らによって、プログラムが一時的に書き換えられて、本物の警官の意識が、敵のマザーコンピューターが作りだした黒服に乗っ取られていた。つまり、この次元の2つのプログラムが重なっていたと解釈できる。我々は、これまで、この世のプログラムが書き換えられるできごとを何度か経験しているのである。